炭鉱事故救出劇、コパアメリカ優勝、地震など近年日本でも話題にあがる南アメリカの領土が細長い国、「チリ」
ワインはもともと有名ですね。そういえば、快進撃を続けたブラジルワールドカップでは「chi chi chi le le le !!」という応援の掛け声が日本のニュースにも取り上げられていました。
で、ふと思ったことを書いてみました。
[ 意外と知らないスペイン語のこと ]
◆基本的な読み方
例外はありますが、スペイン語は基本的に日本人が学ぶローマ字読みです。ということは?
× チリ → Chile → ○ チレ
*チリと言ったら、唐辛子の「チリ」を表します 正式な国名は実は「チレ」
「chi chi chi le le le ! = チ チ チ レ レ レ!」
◆英語のアルファベットとの発音の違い
× ベネズエラ → Venezuela → ○ ヴェネスエラ
*スペイン語は「S」も「Z」も「サシスセソ」
× ゴンザレス → Gonzalez → ○ ゴンサーレス
*なので、ゴンザレスではなく、ゴンサーレス たまにプロ野球とかにいますね
× ザラ → Zara → ○ サラ
*スペイン発の有名なアパレルショップ 実は「サラ」と読みます
◆地名だけがスペイン語
「ロサンゼルス」の記述はスペイン語なので、正式な発音は「Los Angeles = ロス アンヘレス」意味は同じ、「天使たち」です。
北米のアメリカ合衆国の大部分は、元々メキシコだったからです。なのでスペイン語の地名がたくさん残っています。サン ディエゴ, ラス ヴェガス, サン フランシスコなどなど ニュー メキシコなんてのがあるくらいです。
◆日本人が間違いやすい区切る箇所
プエルトリコ → Puerto Rico → プエルト リコ
*プエル トリコ、ではない
コスタリカ → Costa Rica→ コスタ リカ
*コス タリカ、でもない
南アメリカはほとんどがスペイン語圏の国で、せいぜい方言(単語)の違いがあるくらいみたいです。ブラジルだけ(他数カ国別の言語圏もありますが)はポルトガル語ですが。
ちなみに、スペイン語とポルトガル語とイタリア語はけっこう似ていて、それぞれの言語で話しても何となくお互い通じます。
文化の違いこそあれ、他国の人と自国の言葉で会話できる。日本人には不思議な感じですね。
だから、フットボール元日本代表監督ザッケローニ(イタリア)とアルゼンチン代表メッシ、ポルトガル代表ロナウドがもし同じチームにいても、それはど言葉の問題はない訳です。
いや、なんだか羨ましいですね。
Chao!
*南アメリカ好きなスタッフが綴る、ラテン文化を伝えるコラムです
Aire Latino = アイレ ラティーノ = ラテンの雰囲気
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