世界一乗降客数が多い駅としてギネス世界記録に認定されている新宿駅。
先日、そんな新宿駅構内を移動中、ふと気になる掲示物を発見。発見というか、でかでかと表示されているんですが、見掛けたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
現在工事中の新宿駅構内の場所に、こんな案内表示が。なんとも個性的で良い表情をしています。
待ち合わせでちょっと時間があったので、ギネス記録は嘘ではないと納得させるたくさんの人々の間をすり抜けて他の階段も覗いてみると、ありますね。
様々な色のパターンがあるようです。
それにしても恐るべしネット社会。あれだけの人でごった返してたのに誰一人写真には映りこまない。いや映りたがらない。まるで早朝か真夜中か、じゃなければゴーストタウンみたいです。で、さらにはもっとサイズの大きい、こんなのもあります。
ここまでくると、もうお気付きの方もいますよね。良く見ると・・・？？？
そうなんです。すべてガムテープで手作りなんです！！一画づつ、きれいにカットして作られています。スゴすぎます。特にカーブが美しい。だからでしょうね、同じ文字でもそれぞれ微妙に異なります。結構な労力が必要だし、デザインゴコロのある人が関わっているに違いないですね。
・・・と思って調べてみると、たくさんインターネットに出ています。こちらのフォントは2004年から、工事現場誘導員の 佐藤 修悦さん という方がガムテープとカッターを駆使し１人！で制作。修悦体フォントと呼ばれるかなり有名なフォントだそうでファンも多く、メディアでも何度も取り上げられているそうです。実用的にもっともっと広まれば良いのにな、と思わんばかりです。
ところで、今回の「左側通行」の「左」の文字とか、「はらい」や「はね」部分がちょっとゾウの鼻っぽくみえるんで、わたしは勝手に「エレファント」ならず「エレフォント」と敬意を込めて呼んでいます。
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