ババンババン♪バンバン♪
日本津々浦々にあり、古来より日本人を癒してきた温泉。その場所を示す日本伝統の温泉マーク(ピクトグラム)は、変更する案から一転して2種類になりましたね。どちらを表示しても良いそうです。
そもそもなんでそうなったのか?大きな理由としては、外国人には「コーヒーのマーク」と見えてカフェと勘違いしてしまう。または「温かい料理」を出すお店、などなど思われちゃうらしいですね。一理あります。
外国人に分かりやすく!世界基準に!
おもてなし、の精神もあるのでしょうか。すごく良いことだし、私も賛成なんですけどこの件に関してはちょっと違うんじゃないですかね。
日本は観光立国を目指してるみたいですが、そもそもそこに住んでいる人々が自分たちの街が好きで、毎日の日々が実は結構魅力的でステキな人生を歩んでいる。その上で訪れた人に「へぇ〜、そんなにこの街が好き?いや〜なにもないよ〜?ここ。」と言えるくらいの「生活」を、まずは、目標にしないとどうしようもない。もっと、種から蒔く長いプランで物事を考えないとそのうちボロが出てくる。
話が逸れましたが、ん〜、違うでしょ。オリジナルの温泉マークだけで良かったんですよ。
海外の国はそんなに外国に合わせてないし、理由を聞いても「だってそうだから。」間違えたら「あれ、知らなかった?これはそういう意味だよ。」といった答え返ってくるのが普通でしょう。そんな海外経験がある日本人も多いはず。
私はあの温泉マークが好きです。外国人に「日本ではこれは温泉マークです。すごく良いでしょ〜!?」と自慢したい。さらに「このマークを知らない日本人はほぼ100%(たぶん)いないんですよ。それくらい日本人にとって温泉は当たり前なんですね。切っても切れないもんなんです。あなたも是非一度、温泉に行ってみてください。」とも伝えたい。
日本を訪れた観光客が帰国し、「ジャパンにイッタラ、カフェマークはオンセンのイミダッタよ〜。カンチガイシタね!もうちょっとで、シュガーいれてオンセンのんじゃうとこダッタよ!HaHaHa!!」
…とは言わないでしょうが、異文化だからこそ勘違いや間違いが生まれることがあり、それが会話、面白みや思い出にもなり、結果的に、何物にも代え難い「魅力」につながるのではないでしょうか。