SEO対策の一環で自社サイトに不備が無いかチェックする際、
ついつい「サービスを提供する側」の目線のままでチェックをしていませんか?
こちらは専門知識を持ち合わせている為、
客観的に見ようとしても実際は「同業他社の目線」となってしまうものです。
ホームページを閲覧するのは「お客様」です。
つまり、「お客様」を演じる・なりきることがとても重要になります。
よりリアルに演じることができるほど、チェックは有意義なものになります。
【お客様を演じ確認しておきたい重要なポイント】
1)自社のお客様(サイトを閲覧するお客様)の知識レベルに寄り添う
お客様がどれ位の知識があるのかを見定めてそれを意識することで、
その知識レベルに対して響く文言・内容になっているかが分かります。
売り手側にしか分からないような内容はNGです。
2)どんな情報を求めているかを考える
売り手側が押し出したい内容と、お客様が知りたい内容は必ずしも合致しません。
一面に売り手側が押し出したい内容ばかり並べ、
お客様が知りたい情報が見付かりにくいところにあれば、すぐに諦めて離脱されてしまいます。
元も子もありません。
まずはお客様の「知りたい」という第一欲求を満たすべく、
情報を分かり易く掲載することが重要です。
(ホームページに掲載する情報に於いては、
基本的にはプロダクトアウトではなくマーケットインの考え方が推奨されています)
お客様が知りたい内容を推測し、それを探すつもりでホームページをチェックします。
3)住所やクレジットカードなど、個人情報をこのホームページに渡せるかを真剣に考える
Googleがサイトの判断基準として設けている内容です。普段ネットショッピングをされている方は想像し易いかもしれません。
実際に住所やクレジットカード情報を登録するショッピングサイトでなくても、当てはめて考えてみます。この条件がクリア出来る=信頼感があるということです。
信頼感は、購入はもちろん、問合わせ・相談などのアクションの後押しになる重要な要素です。
問合わせが少ない場合、実はここに問題がある場合も。
簡単ではありますが、以上の事を踏まえて「お客様になりきって」サイトを確認してみてください。
とある情報では、目を閉じ、心を落ち着けることで演技スイッチが入り易くなるらしいです。
また上記は実際に「演じる」上で重要なポイントなので、周りに演劇経験者がいればアドバイスを求めるのも良いかもしれません。
あまり詳しくない、経験の浅い新人さんにチェックさせるのも手です。