ジェイクールのスタッフ雑記

『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』を読んだのです

サッカー漫画『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』が面白いという話は
前々から聞こえていたのですが「面白いサッカー漫画を描くのって難しいんじゃ」と
思っていたところもあり、これまで手に取る機会がありませんでした。

そんな中、散髪の待ち時間にその機会が。数冊読みました。

面白いですねえ。確かにオススメされる漫画だと思いました。
タイトル通り、弱小クラブチームが強者を倒したり倒すべく成長していく過程を描いてあります。
サッカーやスポーツに限らず、こーゆー成長していく漫画やゲームは楽しいですよね。

サッカー漫画はピッチ上だけでも自チーム11人、相手チーム11人も合わせて22人。
監督や控え選手、サポーターなどもいますので、たくさん人物を設定しなくてはいけないのが
大変ですよねえ。

ジャイキリは、そこらへんが秀でていて、良いキャラが多いなって印象です。
設定を考えるのも大変ですけど、各選手のビジュアルを描く中の人はもっと大変そう。

あとは試合のテンポがいいです。極端に長くしないですし、その中で上手にメリハリがつけてあります。
「ひたすら地平線に向かって走っている」というような事はありません(笑

試合中の描写も上手で、アングルもいいです。ここらへんは『キン肉マン』と通ずる部分があり、
試合の中のさりげないところを上手に演出することで、良い雰囲気になっていますね。

こんな風に書いてると「漫画学者かよ!」って言われそうな勢いなのでこの辺で。
サッカーに詳しい人にもオススメです。最初のジャイキリな試合の奇策は温かい目でお願いしますっ。

久々に漫画を読んでて「続きを読みたいぞー」って思いました。

「漫画喫茶へ行ったら読もう!」な漫画が増えるばかり。積み上がるばかりですね。