楽しかった将棋イベント「電王戦」も先週末の土曜日で終了となりました。
結果は第5局も残念ながらプロ棋士の負けとなり、
団体戦はプロ棋士側の1勝4敗で終幕。
来年もおそらく第4回はあると思いますが、
レギュレーションの部分で既存の人間対人間のルールとは違った、
対コンピュータの独自ルールでの対局になる可能性が高そうです。
2年連続で強さを見せたコンピュータ将棋は、
今年もゴールデンウィークに
「世界コンピュータ将棋選手権」が開催されます。
ネットでの対局中継もあるので、
電王戦で興味をもたれた方には楽しんでもらえるのではないでしょうか。
コンピュータ同士の場合は、かなり短い持ち時間で対局するため、
その早指しっぷりも圧巻です。
将棋の内容も人間同士では見れないような、
絶妙な間合いでの達人同士の攻防は見ごたえ抜群です!
第24回世界コンピュータ将棋選手権
http://www.computer-shogi.org/wcsc24/
さて、タイトルに入れた「情熱大陸」についても。
知名度が高いので知ってる方も多いと思いますが、
TBSの密着ドキュメンタリー番組で、
昨晩は終わったばかりの電王戦をやるということで
「これは楽しみ」と久々に見ました。
ところが始まってみると、まあ内容の薄いこと。
そもそも30分番組で扱うの自体が無理なんじゃって話もありますが、
電王戦における棋士側、コンピュータ側の情熱を伝える訳でもなく、
番組としても何を伝えたかったのか分からず。情熱がまるでないですね。
この手の密着ドキュメンタリーで、
ハズレを見た記憶がほとんど無かっただけに余計にガッカリでした。
情熱の看板は掲げていませんが、仕事に遊びに、
何でも情熱をもってやりたいものです。